【ジャパンイーブックス WATCH】食文化を起点とした「ガストロノミーツーリズム」は、今後の地域観光の潮流となるか
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観光庁は、令和5年度「地域一帯型ガストロノミーツーリズムの推進事業」について、地域一体でのインバウンド需要を見据えた、付加価値の高い新たな地産地消のためのメニュー・コンテンツ、食体験造成などに取り組む地域の公募を行った。
公募対象は観光地域づくり法人(DMO)または地方公共団体(都道府県・市区町村)。公募期間は2023年4月21日〜5月12日。
「ガストロノミーツーリズム」とは、その土地の気候風土が生んだ食材・習慣・伝統・歴史などによって育まれた食を楽しみ、“食文化”に触れることを目的としたツーリズムのことをいう。
“食文化”を起点とする観光施策「ガストロノミーツーリズム」の普及は世界的に進んでおり、今後、インバウンド需要のみならず、従来のグルメツアーとは一線を画したその地方・地域独自の文化的体験を組み込んだものなどに対する国内需要の期待、応用展開として「ガストロノミー移住体験」なども考えられる。
上記の推進事業に応募した地域、しなかった地域に関わらず、今後の動向については要注目。
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